今月上席、夜の部は桃之助、和光の真打昇進披露
 5月上席(1日~10日)夜の部は公益社団法人落語芸術協会(桂歌丸会長)の昔昔亭桃之助、笑福亭和光、2名の真打昇進披露が行われる。
 昇進を祝う、新真打の師匠や幹部連の口上ののち、1、3、5、7、9日は桃之助が、2、4、6、8、10日には和光が主任をつとめる。
 真打披露は当末広亭からはじまり、浅草演芸ホール(5月中席昼)、池袋演芸場(6月中席夜)、国立演芸場(7月上席昼、7日は夜も)の順で興行。お江戸日本橋亭、お江戸広小路亭、7月には名古屋の大須演芸場でも行われる。
小南治が3代目桂小南を襲名 9月下席に披露
 同じく落語芸術協会の真打桂小南治が今秋三代目桂小南を襲名する。襲名披露は9月下席(21日~30日)夜の部当席からスタート。

〔三代目桂小南〕
 1961年埼玉県は春日部市生まれ 。80年3月先代・二代目小南に入門、南らく、84年8月二ツ目で南楽、93年5月真打で小南治、父は紙切り先代・林家正楽、弟は落語協会で活躍の林家二楽。
 先代小南は96年5月4日に76歳で亡くなっている。
落語協会は秋にも3名が真打に昇進
 一般社団法人落語協会(会長は柳亭市馬)は春に、林家ひろ木、春風亭三朝(朝也改め)、柳家小八(ろべえ改め)、三遊亭ときん(時松改め)、鈴々舎馬るこの5名が真打に昇進したが、秋にも3名が改めて新真打となる。
 桂三木男(馬生門下)、女流の柳亭こみち(燕路門下)、古今亭志ん八(志ん橋門下)の3名。三木男は祖父、叔父の名跡、三木助を継ぐ。
6月第1月曜日の5日は「寄席の日」
 都内各寄席で2001年から施行の「寄席の日」(毎年6月の第1月曜日)、今年は5日。入場料割安ほか各種サービスを予定しております。
夏の当席のお楽しみ公演7月上席夜の部は神田松鯉の怪談ばなし
 今年も講談の神田松鯉による得意の怪談噺が7月上席夜の部に。10日間の演目は来月掲載。どうぞお楽しみに。
深夜土曜日寄席は5月よりお一人千円です。どうぞご了承下さい。
 まず、今月新真打の2人から。昔昔亭桃之助は生まれも育ちも江東区で、現在も森下に住む下町っこ。近くの、のらくろ記念館もある森下文化センターで勉強会。そして、今月24日(水)、には同区の深川江戸資料館で真打昇進披露の故郷に錦。出囃子も<深川くずし>で、命・江東。
 笑福亭和光は「鶴光のゴールデンアワー」(ニッポン放送)でたちまちあこがれて弟子入り。その縁で、和光の真打昇進の<口上書(こうじょうがき)>の祝文を、師匠鶴光と相談して、同局の栗村智アナに依頼。栗村氏は落語家を志したこともある寄席愛好家。
 芸術の各分野で優れた業績を表彰する2016年度文化庁芸術選奨の文部科学大臣賞で、漫才のナイツ(土屋伸之、塙宜之)に新人賞。ナイツは01年コンビ結成、07年落語芸術協会入会。塙は一般社団法人漫才協会の副会長。
 昨年4月の熊本地震で休館していた熊本のイオンシネマが1年ぶりに復興。先月6日に林家たい平はみずから主演の映画「もういちど」で舞台から挨拶し市民を激励。
 昭和32年8月、渋谷の東横劇場ではじまった落語界・圓朝祭は今年60周年。7月15日と16日、銀座ブロッサム中央会館で、15日(午後5時30分開演)は雲助が「豊志賀」。16日(正午開演)は喬太郎「死神」、歌丸「お熊の懺悔」の圓朝作品を口演。
<子は鎹(かすがい)>は永久にのこる落語だな
諺が題名の一席だネ
両親が別れた子供は母親の方につく
ごく自然かな
ところが上方の六代目松鶴の<子は鎹>は父親だよ
松鶴といえば仁鶴や鶴光それにそれに鶴瓶たちの師匠だネ
母親は子供の事が心配で心配でたまらない
東京の落語とはえらい違いだな
その時の松鶴師匠の、母親ともう一人の年上の女性との会話は実にすばらしく、気品すら感じるよ
へぇー、弟子には、”ドアホーッ”という師匠が?
六代目圓生のマクラで、”いやさ、お富ッ、久しぶりだなァー”は名古屋弁になると”いやさ、お富ッ、やっとかめだなも”になると笑わせていた
名古屋の”やっとかめ”は、もう死語かな?
明治生まれの名古屋のご婦人達の会話も品があった
名古屋譲にきかせたいネ
先代小さんが70歳すぎてから、小学校の友達との会話はまるで喧嘩しているようだったよ
東京っ子の仲間は幼いころからずーっとかわらない
<言葉は心の使い>という格言もある
言葉で、育ちや品性、人柄が出るという事だネ

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