春風亭昇太が落語芸術協会の会長に
 昨年7月桂 歌丸前会長が亡くなってからは、副会長の三遊亭小遊三が会長代行をしていた落語芸術協会は、6月の総会で新会長に春風亭昇太を選任。小遊三は副会長を退き新しく春風亭柳橋(八代目)が副会長になった。
新会長昇太は落語芸術協会6代目の会長。1959年12月9日静岡県清水市(現在は静岡市に)生まれ。82年5月春風亭柳昇(03年没 82歳)に入門して昇八、86年9月二ツ目で昇太、92年5月真打。人気番組「笑点」に出演中だが、故歌丸から、落語芸術協会会長と「笑点」の司会役、ちなみに笑点の司会も6代目となる。

来年は創立90年周年の落語芸術協会
 落語芸術協会は1930年(昭和5年)10月11日に日本芸術協会の名称で発足。初代の会長は六代目春風亭柳橋、副会長には後年喜劇俳優でもスターとなった柳家金語楼が就任。77年(昭和52年)12月落語芸術協会と名称を変更。現在は公益社団法人落語芸術協会として、落語、色物、講談、270名を数える芸人が所属している。

当席、9、10月は寿・真打披露興行 9月下席は柳亭小痴楽

まず、9月下席(しもせき・21日~30日)夜の部は柳亭小痴楽の昇進興行、小痴楽の父は五代目柳亭痴楽(09年没 57歳)。同協会単独での真打昇進は16年ぶり。



10月上席は落語協会のわさび、小志ん、ぎん志、権之助の4名

10月上席(かみせき・1日~10日)の夜の部は、さん生門下の柳家わさび、さん喬門下喬の字改め柳家小志ん、左橋門下の初音家左吉改め古今亭ぎん志、権太楼門下ほたる改め柳家権之助の真打披露。

本年も12月29日まで休みなしで営業
 当席は本年も12月下席は12月21日から28日迄で、29日の日曜日は昼夜とも特別興行。昼の部は〔入船亭扇遊・春風亭正朝二人会〕、夜の部は〔さん喬・権太楼の会〕の予定です。
落語芸術協会の歴代会長について。初代会長柳橋は会長を45年間務めた。新会長の昇太は柳橋の孫弟子にあたる。
二代目会長は古今亭今輔で門弟には米丸、歌丸の、のちの三、五代目の会長がいる。三代目米丸は大正14年生まれの現役最長老。四代目桂文治は現・十一代目文治の師匠、04年1月31日会長任期満了の日に81歳で亡くなった。
8月11日は円朝忌、9時30分より谷中全生庵で。読経、奉納落語、扇子供養が行われる。落語協会主催で、噺家はそろいの浴衣で法要に参加。
同じく落語協会の芸人たちがお客さま、ファンと交流する<謝楽祭>は9月8日(日)は湯島天満宮で10時より16時まで(雨天決行)行われる。
来年2月に講談神田松之丞が真打昇進、六代目伯山襲名はすでにお知らせした。松之丞の師匠神田松鯉は三代目。初代の松鯉は二代目伯山ののち松鯉を名のった。先代の五代目伯山は76年亡くなった。
『桂歌丸口伝 圓朝怪談噺』(著者・三遊亭円朝 口伝・桂歌丸 監修と解説・藤浦敦三代目落語三遊派宗家 竹書房)が先月発刊された。「真景累ヶ淵」を全篇。とくに歌丸によってはじめて演じられた最終話「お熊の懺悔」も掲載
三遊亭金馬は次男で中堅真打として活躍中の金時に、金馬の名跡を譲り、自らは金翁の隠居名を名のる事が、先月正式発表された。詳しくは来月にお知らせします。
8月は円朝忌だ
今年は生誕180周年にあたる年だよ
1839年、天保十年に生まれた
亡くなったのは1900年、明治33年8月11日、数えで62歳、円朝が生涯を過ごした元号は多いよ
mず天保にはじまり、弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応、明治とくるからネ
その元号をうけついで、大正、昭和、平成、令和を過している噺家に桂米丸と柳家金三の両師匠がいるよ
落語の神様円朝の送った元号を見事にバトンタッチして結構な話だ
末広亭から四谷方向へ、まっすぐ15分位歩くと、花園公園の道沿いに、<円朝旧住居跡>の碑があるよ
円朝が明治21年から7年ほど住んでいたようだ
当時は田畑があって牛や馬もいたらしいよ
人気漫才コンビに<新宿カウボーイ>がいるけど、満更ウソじゃないな
新宿住まいの時に円朝は御前口演をしているよ
演題はのちに修身の教科書になった<塩原多助>、もちろん円朝の創作噺だ
修身は道徳のことだネ
道徳とは人の守るべき道であり行為のことをいう
”今を見て思うことあり円朝忌”って、どう>?

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