本年もごひいきをおねがいもうしあげます
 新年おめでとうございます。当末広亭も創業73年目の新春をむかえます。本年も年中休みなく12月29日まで営業。特別企画の興行以外は昼の部と夜の部の入れ替えはありません。
当席の番組は、落語芸術協会と落語協会が10日間ごと交互に興行。奇数月の上席(かみせき・1日~10日)と下席(しもせき・21日~30日)、偶数月の中席(なかせき・11日~20日は落語芸術協会の興行。落語協会は奇数月の中席と偶数月の上席と下席の興行となります。
どうぞ、ご来場をお待ちしております。
正月初席は3部制 第3部は新企画の若手中心で中入りなし
初席(はつせき・正月だけの呼び名、通常は上席)は3部制で昼11時の開演。二の席(〃、中席)は平常通り12時の開演。初席第3部は初の試みで<中入り>なしの2時間の公演。3日の第2部には「初笑い東西寄席」(NHK総合)の生中継があります。
3月に、四代目の三遊亭圓歌が誕生 4月上席に襲名披露
落語協会真打として活躍の三遊亭歌之介が3月に四代目圓歌を襲名。当席では4月上席夜の部に襲名披露が行われる。
先代・三代目圓歌は爆笑落語の超売れっ子。「授業中」、「浪曲社長」、「中沢家の人々」などの新作で落語ファンを一層拡げた功績がある。
新しい圓歌も爆笑派として人気で「龍馬のように」、「B型人間」他で客席を大いによろこばせている。78年先代に入門、87年10月真打昇進、鹿児島県生まれ。
新元号で新真打 落語芸術協会の3名 5月上席昇進披露
 めでたく新真打となる落語芸術協会の3名は鯉昇門下の瀧川鯉斗(こいと)、女流で圓馬門下の橘ノ双葉改め三遊亭愛馬(あいば)、談幸門下立川吉幸(きっこう)。
真打昇進披露は5月上席夜の当席からはじまり各寄席で行われる。
落語協会は秋に4名が昇進 10月上席夜に真打昇進
 晴れて新真打となるのは、さん生門下柳家わさび、さん喬門下柳家喬の字、左橋門下初音家左吉、権太楼門下柳家ほたるの4名。9月に昇進する。
公益社団法人落語芸術協会は1930年、昭和5年の創立。人気の小遊三、昇太、神田松之丞は今年のえと亥年の生まれ。小遊三のひとまわり下の昇太は59年(昭34)、さらにふたまわり下の神田松之丞橋83年(昭58)の生まれ。
3月に四代目圓歌を襲名する歌之介も亥年生まれ。当席で襲名披露中の8月に還暦を迎える。
おっと!亥年生まれの大変な芸人を忘れていましたッ。漫才の内海桂子師匠で大正12年1月12日の生まれ。昨年11月の漫才大会にも出演、「100歳まであと3年」と元気さをアッピール。
二の席夜の主任を小三治と共に努めるさん喬。さん喬ファンの一人が国会議員の小泉進次郎氏。昨年11月、落語愛好家の自民国会議員による議員連盟<落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会>が結成。式にはさん喬(落語協会)、昇太(落語芸術協会)、円楽(五代目円楽一門会)、談四楼(落語立川流)、米團治(上方落語協会)と、超党派?で出席。
第35回浅草芸能大賞の奨励賞に林家たい平、新人賞に神田松之丞が選ばれた。(大賞は草笛光子)。たい平と松之丞が顔を合わせる「板橋名人寄席」(同文化会館)が今月19日(土)14時開演で行われる。
上方落語の懐かしい名跡<桂小文枝>が復活、桂きん枝が四代目を襲名する。三代目小文枝はのちの先代・五代目文枝。文枝(三枝)も文珍もきん枝も、師匠の小文枝時代に入門している。
御慶と書いた年賀状をもらったよ
落語ファンならすぐわかる
御慶(ぎょけい)は人間国宝先代小さんの十八番
骨の折れる噺だと、何かの本で読んだ事がある
御慶のサゲは、”恵方参りに行ってたんだ”
昔は御年始に恵方詣りをしていたんだな
今では、節分から立春の2月に恵方の言葉を聞く
それも平成になってからよく聞くネ、恵方は
平成といえば、平成となった日、小さん師匠は大変だった
取材で各テレビ局の生放送に出演していた
師匠と同じ各テレビ局をまわっていたのが、藤山一郎と森繫久彌の両氏
今から30年前の芸能界のビッグ・スリーだ
平成元年から、さらにさかのぼること、30年
昭和34年、天皇・皇后のご成婚の年だな
噺家の住所録を見ると、先代文楽は台東区西黒門町く
いよッ、黒門町ッ
先代正蔵は台東区北稲荷町
待ってました!稲荷町ッ
末広亭は局番ふたケタの(35)2974、産後に苦無し、産婦人科から譲ってくれと頼まれたそうだ
成程、ところで今年の恵方はどっちの方角かな?
私にはわかりません、近所のコンビニに聞いて下さい

©shinjuku suehirotei