9月に昇進、落語協会 5名の新真打名決まる
 落語協会は秋に5名が真打に昇進する。全員が真打昇進で改名。当席は10月上席夜の部に真打昇進披露興行。
 新・真打名とプロフィールを紹介する。
 <駒次改め>古今亭駒治 <さん若改め>柳家小平太 <花ん謝改め>柳家観之助  <たこ平改め>林家たこ蔵 <ちよりん改め>古今亭駒子
◇古今亭駒治(こまじ) ①師匠・故志ん駒(本年1月18日没) ②前座・03年3月、前座名・駒次 ③二ツ目・07年2月 ④出身地・東京渋谷区 以下同じ
◇柳家小平太 ①さん喬 ②03年5月、さん作 ③07年2月、さん若 ④秋田県仙北市
◇柳家観之助 ①花緑 ②03年4月、緑太 ③07年2月、花ん謝 愛媛県
◇林家たこ蔵 ①正蔵 ②03年11月、たこ平 ③07年5月 ④大阪府
◇古今亭駒子 ①菊千代 ②04年、3月 ③07年5月 ④群馬県
お待たせ、夏の寄席 神田松鯉の怪談ばなし
 7月上席夜の部は講談神田松鯉の主任で、怪談噺五席。当席名物行事の本年の演題は
 1、2日「乳房榎」 3、4日「小幡小平次」 5、6日「番町皿屋敷」 7、8日「お岩誕生」 9、10日「雨夜の裏田圃」。
桂夏丸、神田蘭の真打披露 賑々しく5月上席夜 6,7月も披露興行中

 落語芸術協会の桂夏丸と、女流講談神田蘭の真打昇進披露は先月上席夜に行われた。披露口上は新真打の師匠幸丸(ゆきまる)と紅(くれない)に同協会幹部連がならび、主任をそれぞれ5日間務めた。
 写真は当席表で、左より紅、蘭、夏丸、幸丸、小遊三副会長。当席林美也子常務撮影。
 桂夏丸、神田蘭の真打披露興行は今月来月とつづき、6月中席夜は池袋演芸場、7月上席昼は国立演芸場で
 即報!<三遊亭円歌>の名跡が来年3月に復活することが決定。四代目円歌を継ぐのは三遊亭歌之介。〔三代目円歌一周忌追善落語会〕(4・23 国立演芸場)で発表。
 上方の話題二つ。上方落語協会の会長を03年の桂三枝時から務めてきた桂文枝が勇退する。06年に大阪市内に唯一の定席天満天神繁昌亭、また来月には神戸新開地・喜楽館の開場にこぎつけた。
 月亭可朝が3月29日80歳で亡くなった。可朝は59年4月先代染丸に入門、染奴。その後米朝の頃から預かり弟子となり小米朝、68年月亭可朝(初代)と改めて<月亭>の亭号を復活、当席にも特別出演し連日の 古典落語を演じた。その翌年に”♪嘆きのボイン”が大ヒット。
 来月31日(火)昼の余一会で桂文治と二人会の入船亭扇治は上智大学文学部出身だが在学中は当席で表方(おもてがた)の仕事をしていた。当席でバイトののち噺家になったのは扇治ひとり?

 長年、落語芸術協会に所属の都家歌(うたろく)さんが3月31日に87歳で没。51年三代目三木助に入門、先代円遊門下に移り、69年真打に昇進して万遊から六代目歌六を襲名。のこぎりを弓で弾く(写真)珍芸。 また、実家が名古屋市内の中心地でレコード店を経営していたこともあり、「落語レコード八十年史」(上下全2巻)の大作ものこした。
「演劇評論家で、「巷談本牧亭」で直木賞もとった安藤鶴夫氏は三つか四つの時に浄瑠璃聴いて、”あの間(ま)よかったネ”と言ったとか
三ツ子の魂百までだな
この子供は将来落語が好きになるかならないか、見わける方法がある
へぇー、是非伺いたいネ
大勢の子供が遊んでいる所へ行って、”こんにちはー”と声をかける
今の子供、返事するかな
大勢だから、数人は返事するものと仮定しよう
なるほど、それで?
又、10分か15分後に、再びその場所へ行って、”こんにちわー”と挨拶する
”このじじいっボケてるな”と思われるぞ
でも大勢だから、”こんにちわー”と二度目の挨拶する子供もいると思う
親のしつけのいい子だ
そこで”今のこんにちわーは、あしたの分(ぶん)だよ”と言った時、笑った子供は将来落語が好きになる可能性がある
しゃれがわかってる
”それ、まるでお菊の皿じゃないかッ”と言った子がいたら大変だゾ
大変って?
将来噺家になる恐れがある、親に忠告に行きなさい
オレにはそんなヒマねぇーよ

©shinjuku suehirotei