上席夜の部は真打昇進襲名披露の興行、落語協会
 上席夜の部は落語協会(一般社団法人)の、柳家わさび、柳家小志ん、古今亭ぎん志、柳家権之助、以上4名の真打昇進披露。うち3名は新しく名前を改める。新真打のプロフィールと当席のトリをつとめる日を記します。

[柳家わさび] 04年さん生に入門、前座名生ねん、08年3月二ツ目で、わさび、真打も改名せず。東京中野区生まれ。4日(金)と8日(火)。
[柳家小志ん] 04年さん喬に入門、小きち、08年3月二ツ目、喬の字、真打で五代目小志んを襲名。埼玉県さいたま市生まれ、2日(水)と5日(土)。
[古今亭ぎん志] 04年左橋に入門、初音家左吉、08年3月左吉のまま二ツ目、真打で亭号も改め古今亭ぎん志を名のる。東京生まれ、1日(火)、6日(日)、9(水)。
[柳家権之助] 04年権太楼に入門、ごん坊、08年3月二ツ目、ほたる、真打で権之助を名のる。東京都渋谷区生まれ。3日(木)、7日(月)、10日(木)。

柳亭小痴楽の真打興行 当席は9月下席に 今月、来月も披露つづく

落語芸術協会(公益社団法人)の柳亭小痴楽真打昇進披露は9月下席夜の部に行われた。真打昇進披露の<口上>には、同協会6月に就任した春風亭昇太会長も加わり賑々しく行われた。当席からはじまった小痴楽の真打昇進は今月と来月も興行中で、浅草演芸ホール(10月上席昼)、池袋演芸場(10月中席夜)、国立演芸場(11月中席昼、15日は昼夜)で行わえる。

漫才歴50年 新山ひでや他界 73歳

 当席でおなじみの夫婦漫才コンビ、新山ひでや・やすこの新山ひでやが8月23日に亡くなった。ひでやさんは新山えつや(新山悦朗・艶子の弟子)とコンビを組み、NHK漫才コンクール最優秀賞を受賞。相方えつやの病気療養ため、94年2月やすことコンビ結成。落語芸術協会に所属し楽しく品のいい漫才を披露した。

先月31日「立川流一門会」の昼夜興行。昼トリは立川ぜん馬「宿屋の仇討」、夜トリは土橋亭里う馬(どきょうてい・りゅうば)の「猫の災難」と、さすが落語立川流のベテラン二人、遺憾なくその実力を発揮。今月ラップ落語もえんじている立川三四楼が真打に昇進、名も立川わんだと改める。
先月お約束した、金馬親子のプロフィールを紹介。金時は86年3月父の金馬に入門、前座名山遊亭金時、89年二ツ目で三遊亭金時、98年真打、2020年9月五代目金馬を襲名。
金馬は41年(昭和16年)7月三代目金馬に入門でやはり山遊亭金時、45年二ツ目で三遊亭小金馬、58年3月真打、NHKテレビ「お笑い三人組」で人気落語家に。67年四代目金馬を襲名。2020年9月名跡を金時に譲り、金翁を名のる。
千葉県生まれの代表格にはまず、落語協会会長を歴任した鈴々舎馬風の野田市生まれ。野田市生まれにはもう一人、春風亭一之輔がいる。千葉で<月イチ落語会>を開催している女流の三遊亭美るく(二ツ目、歌る多門下)は長生郡白子町出身。先月、桂右女助がゲスト出演、その右女助も香取郡多古町の生まれ。
「笑点」を、入院している間を休んでいた三遊亭円楽は先月22日から復帰。”そうそう(レギュラーを)譲るつもりはないですよ”。円楽が出演すると、いちだんとひきしまる当末広亭の高座。寄席復帰も待っています。
今月何日かな?令和はじめての<体育の日>は
14日の月曜日だよ
毎年の事だけど違和感あるな
’64東京五輪の開会式は10月10日だった
それを記念して、<体育の日>の祝日ができた
その十日間の10月1日に新幹線が開通した
もし、<新幹線の日>が祝日になったら、10月1日は変わらないだろうな
変わるよ、新幹線は移動するもんッ
うまいッ、座ぶとん一枚ッじゃなくて、新幹線のチケット一枚ッ
それより欲しいのは2020五輪のチケットだよ
パラリンピックのチケットも手に入れるのが大変
人気の競技が多いネ
噺家にも、過去にハンデのある人がいたんだよ
爆笑落語の歌笑も痴楽も、そんな事を聞いてるネ
将来を嘱望されていた噺家がいた。”あいつは志ん生二世になる”と
志ん生とはスゴイッ!
ところが難病で身体不自由になった
残念な話だネ
復帰の高座で開口一番、”アタシは志ん生にはなれませんでしたが、身障者になりました”
見事な落ちだな

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