落語協会の5名が今月真打昇進 当席は来月上席に披露
 新真打となる5名は、駒次改め古今亭駒治、さん若改め柳家小平太、花ん謝改め柳家勧之助、たこ平改め林家たこ蔵、ちよりん改め古今亭駒子。当席は10月上席(1日~10日)夜の部に披露が行われる。

 〔古今亭駒治〕03年3月志ん駒に入門、前座名駒次、07年2月に二ツ目、本年1月志ん駒没後は志ん橋門下、9月真打昇進で駒治(こまじ)。東京都渋谷区生まれ、当席主任をつとめる日は2日、9日(以下同)
 〔柳家小平太〕03年5月さん喬に入門、さん作、07年2月二ツ目で、さん若、18年9月真打で小平太と改める。秋田県仙北市生まれ、1日、4日。
 〔柳家勧之助〕03年4月花緑に入門し緑太、07年2月二ツ目で花ん謝、18年9月真打で勧之助。愛媛県生まれ、5日、8日。
 〔林家たこ蔵〕03年11月正蔵(当時の名はこぶ平)に入門、たこ平、07年5月二ツ目、18年9月真打でたこ蔵。大阪府吹田市生まれ、6日、10日。
 〔古今亭駒子〕03年菊千代に入門、ちよりん、07年5月二ツ目、18年9月真打で駒子と改名、群馬県出身で、駒沢短期大学卒。落語協会7人目の女流真打、3日、7日の主任。
来春歌之介が四代目円歌を襲名
 来年の3月落語協会の真打、三遊亭歌之介が大名跡<三遊亭歌之介>をつぐことが決まった。本年4月<三遊亭円歌一周忌追善落語会>(於国立演芸場)で一門から発表されたもので、平成31年3月襲名、平成納めの慶事となる。
 歌之介は78年先代円歌に入門、歌吾、82年4月二ツ目で、きん歌、87年10月真打で歌之介。鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)出身で59年4月8日生まれ、還暦の年に四代目円歌を襲名する。当席は来年4月上席夜の部に襲名披露が行われる。

深夜土曜寄席 入場料千円です
 落語芸術、落語、両協会でそれぞれ公演の深夜寄席。9時30分開演です。出演者は客席後方に掲示。
 上方落語協会の新会長、笑福亭仁智(じんち)が特別出演(7月25、26日昼の部)。新会長就任を祝って、寄席文字橘流の橘左近から招木(まねき)贈呈式も行われた。仁智は、三枝の時代から15年会長をつとめた桂文枝の後任として6月に就任。
 三遊亭金馬が呼吸困難を起こし緊急入院。89歳の高齢で心配されたが、落語協会の寄合い(7・31、浅草ビューホテル)で子息の三遊亭金時から、”危険を脱出し暮れの寄合いであいましょうと本人からのメッセージです”。
 今月下席夜の部主任は春馬改め三遊亭円雀。円雀は88年小遊三門下で前座名あん太、92年二ツ目で春馬、01年5月真打。先代円雀は16年1月66歳で没。前名は同じ春馬だった。
 大正生まれの噺家は桂米丸、三笑亭笑三(しょうざ)、柳家金三(きんざ)で、いずれも落語芸術協会。<桂歌丸お別れ会>(7・11、横浜命蓮寺)で、93歳の米丸師匠の弟子を思う見事な弔辞が楽屋仲間で話題になっている。
 落語芸術協会の<芸協らくごまつり>が9月30日(日)に芸能花伝舎(西新宿六丁目12の30)で開催。今年は歌丸師匠をしのぶ特設コーナーも予定されている。  
 10月3日(水)夜、深川江戸資料館で、〔栗好み 市馬・一之輔弐人会〕。会のプロデュースは元ニッポン放送アナの栗村智(さとる)。栗村氏は競馬中継や大リーグの野茂や松井(秀)の活躍も実況、学生時代には先代の小さんに弟子入り志願したこともある。
先月は歌丸師匠の突然の訃報で<中入りトーク>の話題も変更した
本来はなんの話を?
来年3月に復活する<円歌>代々のことなどを・・・
四代目円歌が誕生するネ
三代目円歌が噺家になったのは終戦の日の翌月、昭和20年の9月の事だった
新大久保駅員から、二代目円歌の門を叩いたのが日本が降伏調印した9月か
”あのご時勢で二代目円歌はアタシをよく弟子にしてくれたものだ”と、常々高座で話していたよ
二代目円歌は、若手二ツ目小きんが戦地からかえってきた時、”これで落語界は安泰だ”と言った人だネ
小きんは、のちの先代小さん、二代目円歌は将来を見据えた頭のいい人だった
そのかわり粗忽で、戦後のあの満員電車の中で腕時計を盗まれた人だネ
いや、腕時計はあったけど中味の器械をスラれた
マジかな?その話は
戦争直後の超満員電車はスリが横行したと聞く
当時の楽屋で、”千葉で踏まれて神田でスラれ”の替之句も出来たそうだよ
ハハァ、”芝で生まれて神田で育ち”だな
この話は去年亡くなった染之助師匠から、染太郎・染之助兄弟もデビューは昭和20年9月だったそうだよ

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